小寺記念精神分析研究財団主催/2020年度
心理臨床家のための力動的精神病理学入門4
「落ち着きのなさ」の精神病理学:
「躁や興奮」の診断と査定のための基礎知識
日時 | 2021年3月20日(土・祝)11:00~17:00 |
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場所 | ZOOM によるオンライン参加 (人数:60 名 ※申し込み順で100名で締切) |
参加費 | ¥5000 対象:メンタルヘルス関係者(臨床心理士や精神科医) |
申込方法 | 申込書に必要事項を記入いただき、E-mail または fax にてお送りください。 |
お問い合わせ連絡先 | 〒160-0004 東京都新宿区四谷 3-4SC ビル 6 階 小寺記念精神分析研究財団事務局 FAX:03-3350-9749 E-mail:kodera.kt@nifty.com |
心の病を「症状」から考えるためのセミナーです。今年は「興奮、躁状態」を取り扱います。双極性障害や ADHD をはじめ、この精神病理の諸症状について、精神分析がどのように考えてきたか、精神薬理はどう考えるか、そして現代の精神医学・臨床心理学がどのように考えているか、といった主題を扱います。精神分析・力動的精神医学の立場、精神薬理学の立場、力動的査定のための心理テストの視点から、そして力動フォーミュレーションの立場から考えます。精神分析的な立場からは妙木浩之、精神薬理学の視点から渡邊衡一郎先生、心理テスト査定の視点から吉村聡先生、それぞれの専門家がさまざまな精神障害に伴う落ち着きのなさの背景にある「躁や興奮」という症状について考えます。
司会・進行 加茂 聡子(四谷こころのクリニック)
11:00 はじめに 妙木浩之(東京国際大学)
以後 1 時間講義、20 から 30 分の質疑応答
11:10~12:40 精神薬理学的視点から見た「興奮」 渡邊衡一郎(杏林大学)
質疑 30 分
13:30~15:00 心理検査から見た「躁や興奮」の理解 吉村 聡(上智大学)
15:10~16:40 精神分析理論から見た「落ち着きのなさ」<br>おわりに 「落ち着きのなさ」の力動的査定のための総合ディスカッション:
小寺財団のホームページ(http://kodera.or.jp/seminar.html)に発表します。