ウィニコット・フォーラム2025「ウィニコットが目指したもの」
日時 | 2025年11月22日(土)14:00~18:30(会場のみ) 2025年11月22日23日(日)9:30~16:50(会場+オンライン) ※懇親会:11月22日(土)18:30~20:30 大阪大学中之島センター9階サロン・アゴラ |
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場所 | 大阪大学中之島センター10階 (大阪府大阪市北区中之島4丁目3-53 ※11月23日は,会場およびオンラインのハイブリッド開催です。 |
対象 | 守秘義務のある専門家および,ウィニコットに関心があり,守秘についての念書に署名いただいた方 |
タイムテーブル | 11月22日(土)14:00~18:30(会場のみ) 13:30~ 受付開始 14:00~16:00 一般演題(会場のみ) 会員企画シンポジウム(会場のみ) 16:00~16:30 休憩 16:30~18:30 症例検討(会場のみ) 症例提供:石田拓也(追手門学院大学) 助言:Lesley Caldwell(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン精神分析 学科客員教授)※オンライン 通訳:山本文(日本メンタライゼーション研究会) 司会:妙木浩之(東京国際大学) ※症例検討でははじめの1時間(16:30~17:30),会場において日本語による症例提示,およびフロアの先生方とのディスカッションを行います。その後,Lesley Caldwell先生にオンラインでご登壇をいただきます。Lesley Caldwellには症例へのご助言に加え,前半の会場でのディスカッションの内容も含めたコメントをいただく予定です。 18:30~20:30 懇親会: 9階サロン・アゴラ 11月23日(日)9:30~16:50(会場+オンライン) 9:10~ 受付開始 9:30~12:00 シンポジウム「ウィニコットが目指したもの」 シンポジスト: 工藤晋平(名古屋大学/心理療法室ともしび) 増尾徳行(個人開業) 横井公一(微風会浜寺病院) 指定討論: 池志保(福岡県立大学 人間社会学部) 司会: 館直彦(たちメンタルクリニック/上本町心理臨床オフィス) 檜山笑(たちメンタルクリニック/上本町心理臨床オフィス) 12:00~12:15 総会 12:15~13:00 休憩 |
参加費 | 会員 5,000円 非会員 6,000円 大学院生 3,000円 |
申込方法 | 参加申し込み 一般演題および会員企画シンポジウムでの発表申し込み |
申込締め切り | 2025年11月1日(土) |
お問い合わせ連絡先 | ウィニコット・フォーラム2025事務局(winnicottforum@gmail.com) |
ウィニコット・フォーラム2025は,2025年11月22日(土)・23日(日)の2日間の会期で大阪大学中之島センターで行います。11月22日(土)は症例検討があるので会場のみですが,11月23日(日)は会場とオンラインのハイブリッド形式で開催します。今年のウィニコット・フォーラムの大会テーマは,「ウィニコットが目指したもの」です。ウィニコットはご存知のように,小児科医としてキャリアを出発しましたが,その途中で精神分析のトレーニングを開始しました。これはもちろんパーソナルな理由がきっかけとなったものと思いますが,彼は一生をかけてそれを目指していきました。それが「ウィニコットの目指したもの」です。それが何なのか彼はそれをはっきりと語っているわけではありません。それを語る前に亡くなってしまったといえるかもしれません。私たちがそれを考えてみるのが,今大会の目指すものです。
ここ数年ウィニコット・フォーラムはコロナ禍の影響もあり,オンライン主体で行ってきました。今年はコロナ禍以前の形式に戻し,現地で開催しオンライン参加もできるような形式に戻しました(症例検討を伴うセクションは,オンライン参加はできません)。
今年はウィニコット・フォーラムとして新しい試みも行っています。1つは海外よりウィニコットの著作集の編者でもあり,ウィニコットのplayingやbeing,creativityなどの理論の専門家として著名な英国精神分析協会所属のLesley Caldwell先生をお招きしました。先生にはオンラインで参加していただき、講演および症例の助言者をしていただくことになっています。講演のテーマは,“Play in the analytic space”です。
もう1つは一般演題の募集をはじめたことです。世界ではここ10年ほどウィニコットルネッサンスとでもいうべき状況が生まれていて,ウィニコット理論に触発された著書が次々と刊行されています。その点,わが国の状況はいささか遅れたものといえるかもしれません。そこで皆さんに,ウィニコットに関連して,思われていることを発表していただきたく,一般演題のセクションを設けました。これは一応の形式さえ整えば,臨床的なものであっても,そうでなくても構いません。ふるってご応募いただけると幸いです。
皆さんもご存知のように,ウィニコットは決して専門家だけを相手にしていたわけではなく,広く一般の聴衆にも語りかけました。そのようにウィニコットの考え方は世界に開かれていたと思います。私たち日本ウィニコット協会も,その考え方をうけついで,臨床の専門家に限定されない会にしていきたいという考えをベースに創立されました。しかし,ここ数年コロナ禍もあって,そういう動きは鈍くなっていますが,今回は守秘をしていただくということで,オープンなフォーラムにしたいと思っております。
年代や領域を問わず,ウィニコットに関心がある方みなさんにとって,刺激的な2日間になることを願っております。
概要の詳細については,下記をご覧ください。皆さまのご参加をお待ちしております。
大会委員長 館直彦
フォーラム参加に際しての留意点および遵守事項:必ずお読みください
今年度のウィニコット・フォーラムは,オンラインと会場のハイブリッドで開催されます。 オンラインでご参加の皆様におかれましては,以下の事項についての順守をお願いいたします。 同意いただけない場合には,参加を承認することができません。ご了承ください。
1.参加資格は,守秘義務のある専門家及び大学院生,その他ウィニコットの実践に関心がある方とします。なお,守秘義務を負う専門家以外の方には,参加に際して,守秘に関する念書を提出していただきます。
2.参加に際して得られた情報は厳重にお取り扱いください。SNS 等をはじめとするオンラインへの掲載および投稿は固く禁じます。
3.開催 10 日ほど前に,参加者には配信を行う URL をメールで送信いたします。このメールを他者に転送することは厳禁です。
4.個人での録画や録音は,スクリーンショットも含めて,すべて認められません。
5.フォーラムへのオンライン参加に際しては,プライバシーの確保できる環境でお願いいたします。参加者以外の人が画面を見たり,音声を聞いたりすることができない環境でご参加ください(カフェや図書館など他の人が偶然にでも画面を見たり,音声を聞いたりすることができる環境での参加は認められません)。
6.無料 wi-fi などの通信を傍受できる可能性のあるネットワークからは参加しないでください。
7.オンライン参加の場合,電波状況によっては中断などが生じる可能性があることをご了承ください。
8.いかなる場合であれ,入金後の返金は致しかねます。ご了承ください。
9.その他,プライバシーの問題に抵触する可能性のある言動等は,一切お控えください。