ウィニコット・フォーラム2026「フランス精神分析との邂逅」

日時 2026年12月13日(日)
場所 京都テルサ中会議室(〒601-8047 京都府京都市南区東九条下殿田町70)& オンライン
対象 守秘義務のある専門家および、ウィニコットに関心があり、守秘についての念書に署名いただいた方。
タイムテーブル 現代的なウィニコット理解に欠かすことのできないフランス精神分析の潮流。
それはどのようなもので、ウィニコットの生み出す潮流とどのように出会い、混ざり合ってきたのか。
基調講演、シンポジウム、そして今日の代表的な理論家の著述の理解を深めるスモールセミナーによってその姿に近づきます。

10:00-10:10 会長挨拶
10:10-12:10 基調講演「ウィニコットとラカン̶̶フランス精神分析史の断面」
講演:松本卓也 (京都大学大学院人間・環境学研究科・准教授)
12:10-13:30 総会・休憩
13:30-15:30 シンポジウム
 シンポジスト:
 池田暁史(大正大学/個人開業)
 堀川聡司(番町カウンセリングオフィス)
 伊藤幸恵 (北参道心の診療所/個人開業)
 指定討論:吉村聡(上智大学)
 司会:加茂聡子(四谷こころのクリニック)
15:30-16:00 ティータイム
16:00-17:30 スモールセミナー
 オグデン 清野百合(さくら精神分析研究室)
 ボラス  淺田慎太郎(NPO 法人風の家、たちメンタルクリニック、神戸松蔭大学・大学院、ノートルダム清心女子大学)
 グリーン 増尾徳行(上六心理療法室)
参加費 会員 5,000 円
非会員 6,000 円
大学院生 3,000 円
申込方法

フォームよりお申し込みください
https://forms.cloud.microsoft/r/8BZySMnfT7

申込締め切り 2026年11月20日(金)
お問い合わせ連絡先 https://www.winnicottforum.com

大会長挨拶

 かつてウィニコットは、ウィニコッティアンというものはいないと言いました。しかしながら、ウィニコットに続く人たち、ウィニコットから影響を受け、自らをウィニコッティアンであると考える人たちは確かに存在しています。この協会もある意味そうした人たちの集まりに近いものですし、ここに関心をお持ちの皆さんもそうかもしれません。

 時代とともに、文脈を変えて、ウィニコットの残したものは読み継がれ、また読み直されています。

 現代的なウィニコット理解というものがここに生まれてくるでしょう。私たちはおそらく40年前と同じようにウィニコットを読んではいません。10年前でさえ同じではないかもしれません。その後の研究の成果を踏まえて、現代的な課題を前にして、今求められるウィニコット理解がそれぞれに紡がれていることでしょう。

 この現代的なウィニコット理解を語る時に欠かすことのできないものが、フランス精神分析の影響です。ドーヴァー海峡で隔てられたイギリスとは異なった、また陸続きであるヨーロッパの中でも独自の発展を遂げてきたフランス精神分析の潮流は、グリーン、ボラス、オグデンといった論者を経て、新しいウィニコットの姿を織りなしています。

 それはどのようなもので、ウィニコットの生み出す潮流とフランス精神分析の潮流はどのように出会い、混ざり合い、新たな形formを為してきたのか。

 日本においてこれまでのところ、こうした邂逅は十分に語られることがありませんでした。

 イギリスを始めとする現代の精神分析、ウィニコット、そしてフランス精神分析を横断し、時代を縦断し、私たちはその遺産をどのように受け継いでいるのでしょうか。その姿に迫ることが今大会の目指すところです。そのテーマにふさわしい先生方を登壇者にお招きしました。詳しくはプログラムと抄録をご覧ください。

 今大会はさらに、このうねりの中にあって現代のウィニコット理解を提示してきた3人の著述家、すなわちグリーン、ボラス、オグデン自身の理解を深めるための「スモールセミナー」という新しい学びの形式を導入しています。これによって参加される皆様のこの先の学びがさらに進むことを期待しています。

 1日という短い時間ではありますが、このフォーラムが有意義な時間となるよう企画していきます。どうぞ多くの皆様が参加されますことをお待ちしております。

大会委員長

工藤晋平

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